東洋医学の特徴は、病気そのものではなくおひとりおひとり自身を診る点です。

はじめてお越しいただいた場合、不調の原因を探っていくときに問診のお時間をしっかりととりカウンセリングを重視します。

起床時間、就寝時間、食事の様子、排便の様子、入浴の可否、睡眠の状態など普段の生活についてじっくりとお話を聞いていきます。

そのうえで、お身体を触れたり、ツボの反応を見たり、脈をとったり、お腹を触診したりして体質を見極めます。

✅妊娠はするけれども、流産・死産・新生児死亡などを繰り返す
✅自然流産を連続して2回以上繰り返す（反復流産）
✅連続して3回以上繰り返す（習慣流産）
妊娠はするけれども、2回以上の流産・死産を繰り返して、結果的に子供を授かりにくい場合、不育症と呼びます。

 そのような場合、まずは原因を探ることが、不育症治療の第一歩です。

・抗リン脂質抗体陽性・血液凝固因子異常（血液が固まりやすくなり小さな血栓（血の塊）ができて、それが原因で流産が起きやすい）

・夫婦の染色体異常（受精卵にも染色体異常がおこり流産を引き起こしやすい）
・胎児染色体異数性（胎児の染色体の数に異常があり流産を引き起こしやすい）

・先天性子宮形態異常（子宮奇形により胎児への血液の流れが不十分になることから流産を引き起こしやすい）
・内分泌異常（甲状腺やインスリンのホルモン異常により、胎盤や胎児の発育に障害をきたすため流産を引き起こしやすい）
・免疫異常（胎児を異物として捉えてしまお流産を引き起こしやすい）

など、専門の病院で検査をすることができます。

 

東洋医学での不育症や習慣性流産は「滑胎（かったい）」と呼ばれています。

不育症や不妊症は、東洋医学では、生命エネルギーを貯蔵し、成長・発育・老化を司り、ホルモン分泌に影響を与えている五臓のうち「腎 」と深い関係があり、それに加え「気 」「血 」「水」の過不足や全身の巡りと深い関わりがあります。

「気」：元氣の素、エネルギー

「血」：全身を栄養して、精神活動を支える

「水」：血以外の体液で身体全身を潤す

 

✅下痢をしやすい、下痢と便秘を繰り返すなどありませんか⁇
✅胃腸虚弱で食事がしっかりと摂れないことはありませんか⁇

✅ほてりやすくて暑がったり、のぼせやすたりすることはありませんか⁇

 

 

「気 」「血 」「水」の過不足や全身の巡りのアンバランスを整えるように体質改善していくことで、
体力がつく

食事がおいしく食べられる
疲れにくくなる
冷えが改善する
生理痛が軽くなる
むくみがなくなる

などご自身のカラダがよい状態に整うことが妊娠につながる、といえると思います。

身体の内側からの「情報」＝「カラダの声」に耳を傾け対話することで妊娠・出産に必要なことが見えてくると前向きになれるはずですね。

 

鍼灸は、あなたが持っている力「整う力」「治す力」をサポートします。
妊活では、あせらずにじっくりと妊娠しやすいカラダ作り＝妊娠体質を目指し「妊娠力、出産力」UPをさせましょう。

 

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