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鍼灸天満月

お知らせNews

2024/07/19

鍼灸コラム

へそ灸で夏バテ知らず🎐

胃腸を整えて夏を元気に乗り切ろう!

夏の土用入り。
梅雨明けとともに蝉の声も賑やかになります。
気温も湿度も高い「高温多湿」の暑さに、身体が重だるさ、食欲不振など感じていませんか?
冷房による冷え、むくみ、下痢など気になりませんか?
そんな人は、ちょっと「脾胃」がお疲れ気味です。


東洋医学では「脾胃」は食べ物を消化・吸収してつくられた気を全身にめぐらせたり、体内の水分代謝の管理をする役割があります


私たちの体は毎日食べたものからできていると言います。

でも、大切なのは、食べたものを「消化→吸収→代謝→排出(排泄)」できてからこそ健康で過ごせます。


暑さに負けない身体を目指す

暑い!

 ↓

冷たいもの(飲食物)を摂る

 ↓

胃腸が冷える

 ↓

冷えた胃腸を温めようと体力を奪われる(気虚)

 ↓

朝起きられずグッタリ、食欲不振で夏バテ

 ↓

スッキリしたいから、また冷たいものを摂る


…という悪循環






日中、汗をいっぱいかいたといって、アイスやジュース、ビールなどで“涼をとる“のはほどほどにしましょう。
冷たいものを多量に摂ると、胃腸に負担をかけ体内の塩分濃度も少なくなってしまいます。
さっぱりした麺類や口当たりのよいジュースでは、栄養不足・カロリー過多。
野菜の繊維や納豆や味噌などの発酵食品も食べ、胃腸を健やかに過ごしたいですね。
消化を促すように温かいものも一緒に摂るのもおすすめします。
薬味(にんにく、しょうが、みょうがなど)と組み合わせてもいいでしょう。


夏バテ予防に!と、肉ばかり食べるのも胃腸によくありません。
「夏こそスタミナ!」と、暑いときはコッテリしたものを食べる人が多いですが、東洋医学には、むしろあっさりがいいとされています。
脂っこいものは、身体の「火」をより盛んにし、火照りの原因に。
なにより脾胃の働きを弱めてしまい食欲不振、夏バテへとつながります。





この時期は、ビタミンを豊富に含む旬の果物や野菜類を食べるように心がけます。
キュウリやトマト、茄子、ゴーヤ、スイカ、桃など上手に取り入れ、余分な熱を抜いていきましょう。




夏バテぎみ…そんな人におすすめなのが「へそ灸」です。

おへそはもともと臍の緒で母と繋がり胎児のときは酸素や栄養をもらって生命エネルギーを循環していました。
つまり…全てのエネルギーの供給と排泄をする道でした…


おへそも東洋医学では「ツボ」です。


神厥(しんけつ) のツボ



✅天の元気(神気)が行き交うツボ
✅エネルギーが集まる場所=「神の宿る場所」ツボ


へそ灸は、おへその奥深くにお灸の温熱が吸収されて届きなんとも言えない心地良さです

胃腸の不調だけでなく、自律神経が乱れてるときも神厥のお灸は心地よいです。



ご自宅のケアでは、
しょうが灸
にんにく灸
など台座を利用したお灸をしてみましょう。



また、時々、目を閉じておへそに集中し大きく深呼吸してみましょう。
おへそを通してエネルギーが身体の中に入ってくるのを感じると呼吸が深くなり楽になります。






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