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鍼灸天満月

お知らせNews

2022/10/14

妊活

不妊と東洋医学的にみた女性の一生とからだの変化☯

女性は7の倍数の頃、身体に変化が起こり始める

中国の最古の医学書「黄帝内経(こうていだいけい)」には、 「女性は7の倍数、男性は8の倍数の頃、身体に変化が起こり始める」と書かれています。

 7歳 乳歯が永久歯に生え変わる。髪の毛がふさふさと伸びてくる。
14歳 初潮が始まる。生殖機能の発育が盛んになる。21歳 女性の成熟期に入り、女性らしい体つきになる。
28歳 身体機能、生殖機能ともに女性の最盛期を迎える。 
35歳 肌や毛髪など、身体の衰えが見え始める。 
42歳 女性ホルモンの分泌が減り、白髪や抜け毛が目立ち始める。 
49歳 閉経を迎える。


とくに、女性ホルモンの分泌量やその働きが年齢とともに変わる女性の身体の変化は、とても神秘的でドラマチックなのです。

幼年期(0~8歳ごろまで) の第一次性徴、
思春期(8~18歳ごろまで) の第二次性徴。
性成熟期(18~40代半ば) は、女性としての身体の機能がもっとも成熟。女性ホルモンの分泌が順調になり、仕事、恋愛、結婚、妊娠、子育てに積極的に関われる充実した時期。
そして、更年期(40代半ば~50代半ば) は、卵巣の働きが徐々に衰え、女性ホルモンの分泌量が少なくなる一方で、卵巣を刺激するホルモンが過剰に分泌。ホルモンバランスがくずれ、更年期障害といわれるさまざまな不調や症状があらわれます。

そして、やがて閉経を迎えます。

不妊鍼灸~こだから鍼灸で妊娠力をつくる


不妊鍼灸治療は、特に原因がはっきりしない「機能性疾患」に有効で、
『内分泌ホルモンバランス調整』
『骨盤内の血流改善』
『免疫力アップ』
『ストレス緩和』
などの効果が期待できます。

個人の体質を大切に診て施術することで、体内の環境とバランスを整えながら、高度生殖医療での治療効果をよりいっそう高めていくことが可能です。

卵巣や子宮の働きをあげていくために、
「視床下部→脳下垂体→卵巣」
のコントロール系の機能を高めることで、自律神経を調整し、ホルモン分泌を高め、卵巣機能をよくし、卵の発育促進と質の向上をめざします。

妊娠し易いお身体作りを目指していくことで、女性の「妊娠力、出産力」が向上すると考えます。

ひとりひとりの月経周期を考えた施術

🔶月経期は理気活血 = 気の通りを良くする(理気)、血の通りを良くする(活血)
🔶卵胞期は益腎養陰 = 気の不足を補う(補気・補腎)、血の質を良くする(養血)
🔶排卵期は理気促排卵= 気の通りを良くする(理気)、排卵促進
🔶黄体期は温腎助陽 = 腎気の不足を補う(補腎)、陽気を高める(助陽)


鍼治療だけでなく、灸やマッサージ、吸い玉など、その時のお身体の調子に合わせて施術していくオーダーメイドです。



妊娠を望んでいる方にとっては、ストレスは大敵です。
不妊治療中はただでさえ期待と不安と焦りの繰り返しで、多大なストレスを感じてしまいがちです。
視床下部のコントロール機能が損なわれ、自律神経の基本的なリズムが乱れてしまいます。


不妊と鍼灸治療でできたいできること
🔷妊娠し易いお身体に近づける。
🔷排卵誘発剤やホルモン療法などの副作用を軽減する。
🔷  卵巣機能向上により卵子の質を上げる。
🔷  受精卵が着床しやくなるように導く。
🔷  不妊による様々なストレスや精神面の不安を緩和する。



初めてお越しになる方は、基礎体温表と、病院での血液検査の結果・今まで受けた検査の結果をお持ちください。


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