東洋医学で冬を快適に過ごす
今日は冬至☯
これからの季節は、冬の寒さの中で身をかがめながらも、暖かい春を待ちながら エネルギーを着々と蓄えるとき。
今夜は、身体が温まりやすく湯冷めしにくい「ゆず湯」でほっこりしましょう。
今夜は、身体が温まりやすく湯冷めしにくい「ゆず湯」でほっこりしましょう。
冬は「腎」を養う
そんな冬は、「腎」=生殖器・腎臓・膀胱が大切な季節。
寒さに弱い腎臓の働きが鈍ると、 膀胱の働きも落ちて解毒が滞ります。
そうすると…
疲れやすくなったり
むくみやすくなったり
冷えやすくなったり
なんだかスッキリしません。
「腎」の気が不足してくると、倦怠感だけでなく、不妊、 習慣性の流産、骨の劣化、物忘れ、 免疫機能低下といったことが気になります。
ココロも不安定で、ビクビクと不安を感じやすく、目的を持って行動できなくなり、 意志の力が弱くなります。
腎の気を高めるおすすめ食材
東洋医学では、季節ごとの不調を整える“五味五色” の考えがあります。
毎日の食事で、“5つの味”と“5つの色” の食材をバランスよくとり、その中でも、その季節に応じた「 味と色」の食材を多め摂るように意識する養生の考えです。
冬に大切な「味と色」は、
“塩辛味”と“黒い色”の食材
塩辛味は、自然のものから摂るのがおすすめ。
海藻類、タコ、イカ、アサリ、シジミ、アワビ、カニ、 牡蠣など魚介類。
精製された塩が使われている加工品は、おすすめできません。
黒い食材は…
黒豆、黒ゴマ、黒米、黒きくらげ、昆布、わかめ、のり、 ひじきなどの海藻類。
直接食べなくても、鍋の出汁に昆布を使ったり、 魚介類たっぷり鍋にしたり、黒豆をご飯と一緒に炊いたり、普段飲むお茶を黒豆茶にしたり、ひと工夫するだけで手軽に黒い食材をとることができます。
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もちろん日々の暮らしの中では、十分な休息、質のよい睡眠、 バランスの取れた食事に気をつけ、「正気」 をしっかりと養い暖かい春を待ちましょう。
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